3回目となる特別功労賞は今年から功労賞となり、今回はシナリオ、美術、人形アニメーションなどの分野において功績を残された方々と四半世紀に渡り『ドラえもん』のキャラクターたちの声を演じた声優たちが顕彰されました。音声連 理事長 南沢道義がプレゼンテーターを務めました。
 日本の人形アニメーションを先導し現在も活躍中の川本喜八郎氏。国際的に評価も高く国内外を問わずファンも多い。世界中のクリエイターから圧倒的な支持を受ける、世界の“KIHACHIRO”。顕彰式もさることながら、次回はコンペティションのノミネートを期待したい。
 『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』他、テレビアニメの黎明期から数多くの脚本を手がけている辻真先氏。『サザエさん』『キューティー・ハニー』『Dr.スランプ アラレちゃん』などアニメ成長期にも活躍。異色推理作家としても有名。
 そして、旧ドラえもんの声優チーム。ドラえもんの大山のぶ代氏、のび太の小原乃梨子氏、静香の野村道子氏、スネ夫の肝付兼太氏、ジャイアンのたてかべ和也氏。1979年の放送以来、日本で彼らの声を聞かずに育った子供はいなかったでしょう。26年間ありがとう。
 
写真提供:アニメフェア実行委員会
 その他、影絵アニメの新井和五郎氏、日本のアニメを世界市場に知らしめた今田智憲氏、草創期のアニメ作家の第一人者の熊川正雄氏、背景画の新境地を開いた小山禮司氏、虫プロとアトムを支えた坂本雄作氏、演出家主導のアニメを確立した芹川有吾氏、創生期を支え優秀なスタッフを育成した大工原章氏、漫画家・アニメーターとして戦前から活躍した吉沢日出夫氏、アニメの美術の質を飛躍的に高めた椋尾篁氏、創生期から現在に至るまで休むことなく動画を書き続け、昨年急逝された村田耕一氏が顕彰されました。